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理事長あいさつ

 

平成30年4月1日
社会福祉法人 大阪府障害者福祉事業団
理事長  飯田  哲司

 

大阪府障害者福祉事業団は、1969(昭和44)年に知的障がい児者の更生・自活訓練等を総合的に行う援護施設としての、大阪府立金剛コロニーを運営する法人として大阪府により設立されました。設立当初は、定員850人の大規模な入所施設の運営から始まりましたが、1981(昭和56)年の「国際障害者年」の制定を機にノマライゼーイションの理念に基づき生活の質(QOL)の向上と、障がいのある方々の状態に合った自立に向けての支援が福祉の役割となり、施設から地域へと障害者施策の転換が求められるようになりました。

このような中、2003(平成15)年「第3次大阪府障害者計画」が策定され、「府立の大規模入所施設については、地域に拠点を整備することにより分散化し、再編を図るとともに、入所者の状況を踏まえ望ましい施設種別への転換に努める」とされました。この計画を踏まえ同年12月には、大阪府とともに「府立金剛コロニーの今後のあり方」を策定し、「利用者の地域への移行」と「利用者の状態に合った施設種別への転換」を基本に再編整備を行うこととされました。

2004(平成16)年以降この再編整備に基づき計画的に整備を行い2016(平成28)年度末には、一部を残し再編整備を完了するとともに、運営についても2017(平成29)年度からは完全自主運営に移行することが出来ました。結果、大阪府内に、重度・高齢の利用者に対応した整備型グループホーム定員150人を含む、定員約500人のグループホームを運営、さらに幼児期には児童発達支援や放課後等デイサービス、また、成人に対しては相談支援から日中活動や、ショートステイ等の機能をあわせ持つ、地域生活総合支援センター(多機能事業所)を府下9市に展開し、障がい者の地域生活の支援を行っております。

一方、富田林市の旧金剛コロニーは、こんごう福祉センターと改名し、重度の行動障がいや重複障がいのある方には障害者支援施設、高齢で介護が必要な方には特別養護老人ホーム、常時医療ケアが必要な方には、病院機能をあわせ持つ医療型障害児入所施設・療養介護のサービスを提供しています。また、外来診療により、こんごう福祉センター内の施設の医療も担っております。

 これまで蓄積した支援のノウハウから、幼児期の支援の重要性、日中活動や就労などの大切さ、障がい者本人だけでなくご家族や保育所・学校スタッフの方々への支援の必要性など、利用者のみなさまのライフステージに応じた多岐に渡るサービスの提供が行える全国的にも例を見ない事業展開を行っております。

今後とも、利用者の方々にとって事業団の福祉サービスはすばらしい。また、職員にとっても、事業団で働くことが出来て良かったと、実感できるような事業団運営を目指して日々努力してまいります。

事業紹介
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