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丘のうえから

コロナ禍での新しい取り組み

令和2年10月19日

 

 

 ハートフルでは、感染症の拡大予防対策として、貸室の定員を減らしているため、会議や研修会では、今まで通りの収容人数が確保できず、大変不便な状態が続いていました。

その解決策として、先日、館内6か所に「アクセスポイント」を設置してフリーWi-Fiの環境を整えました。インターネットを全館で活用すれば、複数の部屋で同時に会議・活動の中継や通信をすることが可能になり、大人数でも貸室の利用ができます。お手持ちのスマートフォンに向けて、館内から情報発信もできます。

 今年は、前期の貸室やハートフル講座も全て中止になり、普段からハートフルを便利に利用されている方に大変ご迷惑をおかけしました。お詫びに利便性の高い施設を提供できるよう、工夫を凝らしていきたいと考えています。コロナ禍に対抗、倍返し(恩返し)です。

 前期に企画して実施が叶わなかった各種ハートフル講座に加えて、和太鼓、ダンス、笑いヨガ、アフリカンミュージックなどの市民交流講座も後期に開催します。これらは、障がいのある人もない人も「自分発揮」の場として交流できるように、アイデアを練った企画になっています。すべての交流講座は、未経験の方でも参加可能です。茨木市の広報でも募集案内が掲載されますので、興味のある方は、是非お申し込み下さい。茨木市民でない方も見学等はできますので、一度ご来館下さい。みなさまのお越しをお待ちしています。

 

 

茨木市立障害福祉センターハートフル


安定した事業継続に向けて

令和2年10月5日

 

 

 平成15年12月、大阪狭山市に事業団立の事業所としてワークくみのきが開設され、その後、平成18年7月、泉大津市にワークさつき、平成19年4月、堺市にじょぶライフだいせん、平成20年4月、河内長野市に地域生活総合支援センターきらら、平成21年4月、松原市に地域生活総合支援センターおんどが開設されました。開設当初から金剛コロニー再編と地域のニーズに応え、自立運営を行ってきました。それぞれが、地域との関係を築き、利用者のニーズに応じた事業や再編に取り組みながら経営の安定化を図ってきました。事業を継続していくためにはより機能を高め、事業所での対応力が求められます。経営はもちろんのこと、みなみおおさか福祉センター各事業所は大阪府の中部地域に点在するがゆえ災害等に応じた事業所独自の初動体制が必要になります。いろんな場面に応じ管理者や勤務職員、待機職員の動きを想定し、地域の関係機関や法人内の連携が取れるまでのタイムラグを埋めなければなりません。事業団では新たに危機管理ガイドラインの作成を進めています。それをもとに各事業所では、事業所やその地域に応じたマニュアルを作成していきます。予期せぬ想定外の天災や感染症に対し、法人や関係機関との連携、応援体制が整うまでの間の対応、いち早く事業を再開するための対策等の計画を作成します。事業所が地域の資源として活用していただけるよう、また、安心して利用者が継続して事業所を利用していただけるためにも万全の体制を整えていきます。

 

 

みなみおおさか福祉センター長


「新生活様式」

令和2年9月23日

 

 

 新型コロナウィルスの感染が世界中にひろがり、4月から7月ごろまでは世間の話題はコロナ一色でした。一方、日本は災害大国であることも忘れてはいけません。大雨・台風・地震と今年も甚大な被害がありました。また地震の発生率も世界4位という多さであります。地震の大小、地域差もありますが過去に被害を受けられて、いまだ平常の生活に戻られていない世帯もたくさんあります。インフルエンザが流行する時期ももう間近です。コロナだけでなく、いつ何が起こってもおかしくないというリスクを抱える時代に突入しました。私たちにも生活があり経済活動を止めるわけにはいきません。今は立ち止まる・委ねる・任せるのではなく、一人ひとりがこの「新生活様式」を考えていかなければいけません。

 

 

地域生活総合支援センターきらら