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丘のうえから

働きたい!働きつづけたい!を応援して

平成31年1月21日

 これまでじょぶライフだいせん就労移行支援事業では、毎年度定員の半数の利用者に就職していただくことを目標としてきました。その結果、平成19~29年度で161人が就職しました。今年度は1月末までに12人が就職し、3人がトライアル雇用中、合計15人が就職予定です。一方、2人の方が今年度短期間ですでに離職しており、近年は様々な理由で退職するケースも出てきています。「長く働き続けることは難しいことだな」と定着支援の大切さを感じているところです。
 そんな中、堺市では就労移行支援事業所と関係機関が集まる「就労移行フェスティバル」という就職者を表彰するイベントが毎年行われており、今年度は12月8日(土)に開催されました。表彰の対象者は、勤続10年の方(ブロンズ10賞)、勤続5年の方(ロングラン賞)、1年間定着できた方(勤労賞)で、当日は表彰状、企業・ご家族・支援者等からの応援メッセージ、記念品、メダルが授与されました。表彰前緊張でカチカチだった表情が、表彰されると一気に緊張から解放され、よい笑顔になり「嬉しかった!」「もっといい賞がもらえるように頑張る!」等、仕事へのモチベーションアップにつながるよい機会となったと感じています。
 これからも、利用者の「働きたい!」や就職者の「働き続けたい!」をかなえられるよう一緒に努力していきたいと思います。

  

          

じょぶライフだいせん


あれから25年

平成31年1月7日

 平成が終わろうとしています。大阪INA職業支援センター(以下「INA」)は、大阪障害者職業能力開発校からの委託を受け、知的に障がいのある人たちへ一年間の職業訓練を実施しています。

 INAは平成7年4月、あの「阪神・淡路大震災」の直後にオープンしました。
 この4月に25期生が入ってこられます。つまり、阪神・淡路大震災から25年目を迎えようとしています。昨年6月には大阪北部で大きな地震がありました。二つの大きな地震を経て、INAの平成は次の時代へと進みます。
 さて、INAの訓練生のみなさんの雰囲気や就職をめぐる社会の状況は、この24年の間に大きく変わってきました。スマートフォンの普及とともに訓練生同士のコミュニケーションが濃密になってきたこと、社会の就労支援に対する理解やシステムが少しずつ進んできたことなどですが、私たち職員の「がんばってみなさんに寄り添いながら、人生に大きな影響のある就職を心して応援しよう」という気持ちに、変化はありません。
 1月23日から25日にかけ、25期生の入校選考試験があります。
 今年はどのような出会いがあるのでしょうか。
 緊張を胸に新しい訓練生のみなさんに期待しながら、現役のみなさんの就活にラストスパートです!

大阪INA職業支援センター


訪問看護を始めました。

平成30年12月17日

 すくよかでは、今年度から訪問看護を始めています。発達障がい者に関わっている、すくよかの看護師が訪問に伺います。重症心身障がい、知的障がい、発達障がいなどがある子どもから高齢の方まで幅広い看護を提供します。
 現在、当事業団所属のグループホームにおいても、訪問看護を利用している方がおられます。世間でも、超高齢化社会における2025年問題が取り上げられていますが、今後、ますます在宅ケアが重要視されていくと考えられます。すくよかもその役割の一端を担えるようにと取組みをすすめています。
 すくよかの場合、今のところは、「みなし訪問看護」といい、すくよかの外来を受診していただく必要があります。次年度からは、他院からの指示も受けて展開していく予定にしています。皆さま、是非ご利用ください。

  <看護サービスの内容>

  ・通院など主治医との連絡調整
  ・食事や排泄、服薬管理方法など日常生活上のアドバイス
  ・病状の観察や処置・カテーテル、ストマ、在宅酸素など医療機器の管理
  ・がんなどのターミナルケアや看取りケアなどの終末期ケア
  ・身体の動かし方や機能訓練などのリハビリテーション

 

すくよか